COLUMN

コラム

CATEGORY

2020.11.06ビジネス

「伝わるプレゼン」の作り方

mew
mew

プレゼンとは「伝える力」。相手に伝わらなければ、何も始まりません。プレゼンで相手の心を動かし、行動してもらうにはどうしたらよいのでしょうか?今回は「伝わるプレゼン」の作り方をご紹介します。

1. 作成する前に心得ておくこと

★プレゼンする目的をはっきりさせる
商品を買ってほしいのか、投資してほしいのか、ビジネスパートナーになってほしいのか…まずは、あなたが「伝えたいこと」「手に入れたいものは何であるか」を明確にする必要があります。


★相手にメリットを提示できているか
重要なのは、これは聞く価値のあるプレゼンなのかどうか。常に聴衆のためにあることを意識し、聴衆にとって何かしら有用な情報を与え続けなくてはなりません。

2. プレゼンを準備する

★プレゼンの「売り」を絞り込めているか
セールスポイントは多くて3つまで。ポイントは絞り込んだほうが的確に伝わりますし、効果的です。聴衆にとってのメリットが大きいと考えられるものから順に、優先順位を付けていきます。


★ターゲット設定・事前リサーチはできているか
「伝えたい相手は誰なのか」これを常に意識すること。相手は何を求めているのか?相手はどんな人なのか?何に興味を持っているのか?興味を持っていない相手にはどんなアプローチが有効なのか?市場規模を含めて事前リサーチを行い、ターゲットを知り尽くしてその傾向を読み取り、それらをプレゼンに反映していくことが重要です。


★「導入」」「本題」「まとめ」などのメリハリのある構成になっているか
「導入」はつかみの部分。いかに聴衆の興味を引くかがポイントで、プレゼンの全貌と結論を先に言ってしまうくらいでも良いかと思います。「本題」は3つくらいに絞ったセールスポイントを目いっぱいアピールする部分。ここでメリットを聴衆に強く印象づけます。本題で話した内容も、聴衆は聞いている中でどんどん忘れていきます。最後の「まとめ」では、念押しのためにプレゼンの要点だけをまとめて伝えます。

3. スライドを作成する

★読みやすい書体を使っているか
プレゼンのスライドの書体は、可視性が高い「ゴシック体」がおすすめです。スクリーンに映してプレゼンする場合には、MacやWindowsでもだいたい同じようにきれいに映り、ソフトウェアに依存しない「メイリオ」が特におすすめです。


★表示するスクリーンに適したスライドサイズか
スクリーンやディスプレイの比率は会場によって異なります。スライドは「16:9」サイズが主流ですが、会場の「スクリーンの比率とサイズ」「聴衆との距離」を事前確認しておいて、当日慌てることのないようにしておきましょう。


★写真やイラストを効果的に使えているか
言葉では伝えきれない情報を直感的に伝えられる写真は、より良いプレゼンにするための効果演出となり得ます。適当に見つけてきた写真を貼り付けるのではなく、本当にいい写真やイラストを使いましょう。

【素材サイトのご紹介】
⇒無料写真素材「Photo AC」
⇒無料イラスト素材「illust AC」
⇒アドビが提供するストックサービス「Adobe Stock」

4. いざ実践!

★相手を「巻き込む」工夫をしているか
プレゼンは「ライブ」です。サンプルを配布して触り心地(=触覚)やにおい(=嗅覚)でアピールしたり、クイズ形式で2択の質問を投げかけて挙手させたり、誰かを指名して会話をしてみたり、参加型のプレゼンにすることで「一緒にプレゼンを進めている」と聴衆に感じてもらえれば、お互いの距離感は近くなります。「話す側」「聞く側」という心理的な溝を、様々な手法で埋めていきましょう。

採用サイトデザインに特化したまとめサイト | DEZDEZ デザデザ