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2021.11.05Webマーケティング

直帰率とは?正しく理解して、ページの改善につなげよう!

mew
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今回はWeb担当者の方向けに「直帰率」について解説していきます。

「直帰率」とは?

サイトを訪れたセッション(訪問)のうち、直帰したセッションの割合を表わす指標です。直帰とは、サイト内で1ページしか見ずにそのままサイトから出る、というユーザーの行動を指します。「そのページの離脱数÷そのページのPV数×100」という計算方法で直帰率を出すことができます。一般的に直帰率の目安は40%程と言われていますが、業種やサイトの目的によって大きく変わります。例えば、広告を出稿している場合には何となく広告をクリックして入ってくるユーザーも多いので、直帰率は目安よりも高くなります。

「直帰率」と「離脱率」の違い

よく直帰率と混同してしまう指標が「離脱率」です。離脱率とは、そのページを見たセッション(訪問)のうち、そのページを最後に離脱した割合を指します。主にブラウザを閉じたり、別のサイトへ移動したり、30分間何もせずにサイトを放置することで離脱としてみなされます。先ほど説明した直帰は実はこの離脱の一部で、サイト内で1ページしか見ずに離脱した場合を「直帰」と呼びます。

直帰率が高い原因と改善方法

① ユーザーのニーズとコンテンツの内容が合っていない

ユーザーが求めている情報がそのページにないと分かると、すぐに離脱してしまいます。これを防ぐためには、ユーザーが期待する情報を記載できているか等、ページの内容を改善する必要があります。

② ページの読み込みが遅い、デバイスに最適化されていない

ページの表示に時間がかかる、スマホに最適化されておらず見にくいなど、ユーザーがストレスを感じる場合に離脱してしまうことが多くなります。
◎モバイル対応や表示速度については、こちらの無料ツールで確認することができます。
Mobile Website Speed Testing Tool – Google

③ ユーザーに次の行動を促すコンテンツがない

コンテンツの内容が良く、もっと知りたいことが出てきても、次にどのページにいけばよいか分からない場合、ユーザーは諦めて離脱してしまい、直帰率が高くなってしまいます。これを防ぐためには、ページの導線の改善が必要です。関連性の高い別の記事のリンクを設置するなどして、そのページだけで完結させないことで直帰率を下げることができます。

直帰率について注意点

サイトやページの目的によっては直帰率が高いことが必ずしも悪いというわけではありません。ユーザーの期待通りの情報を提供し、満足したことにより直帰をしているケースも考えられます。例えば、交通アクセスや価格表が掲載されたページなどが該当します。

一方で、サイトの入り口となるページやコンバージョンにつながるページなどで直帰率が高い場合は問題となります。全てのページでやみくもに直帰率の改善に取りかかるのではなく、そのページの役割を把握した上で、改善が必要なページにおいては、何が原因かをチェックし回遊率をアップさせるための対策を講じる必要があります。

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