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2021.06.30Web制作

ホームページをアプリのように動作させる技術PWA(Progressive Web Apps)

ホネ吉
ホネ吉
WEBデザイナーの卵です

こんにちは。ホネ吉です。
今回はホームページをスマートフォンアプリのように使用できるようにする「PWA」についてお話します。

PWAとは

PWAとは「Progressive Web Apps」の略でモバイル向けWEBサイトをスマートフォン向けアプリのように使用できるようにする技術のことです。インストールを必要とせずに、ホーム画面にアイコンを追加したりプッシュ通知のようなネイティブアプリのような機能を搭載することが出来ます。

PWAの主な機能

PWAはアプリとWEBの良い点を兼ね備えています。その中でも代表的な機能を紹介します。

ホーム画面にアイコンを追加

スマートフォンのホーム画面にネイテイブアプリのようにアイコンを追加できます。ホーム画面から直接ホームページへアクセスが可能になるため、コンバージョンの拡大やアクセス数の増加を期待することが出来ます。

プッシュ通知

ネイティブアプリのようにプッシュ通知を送ることが可能です。通知を送るためにはユーザーから許諾を得る必要がありますが、ブラウザを閉じホームページを閲覧していないユーザーにも通知を送ることができるため、ユーザーとの接触回数を増やすことが出来ます。

高速化・オフライン閲覧

PWA対応しているサイトはプリキャッシュの機能があり、予めページを読み込んでおくため、ページの読み込み速度が速くなりユーザーの離脱を防止することができます。また、キャッシュ利用によりオフラインで閲覧も可能になります。

モバイルブラウザとネイティブアプリとの違い

PWAはモバイルブラウザとネイティブアプリの両方の良さを取り入れた技術ですが、どのような違いがあるのでしょうか?それぞれの違いをメリットを交えについて説明します。

モバイルブラウザとの違い

読み込み速度の向上
前述のとおりPWAはキャッシュを使用しているため、ページを閲覧している間に次のページを読み込むことで回線の状態などに左右されにくく、ユーザーがストレスなくサイトを閲覧できます。
インターフェースの自由度アップ
モバイルブラウザと異なりフルスクリーンでの表示が可能なので、アプリのよう並み為になります。ECサイトなどでの登録や購入などの導線がスムーズに設置でき、ユーザーの没入感を高めることが出来ます。
ユーザーとの接触機会の増加
モバイルブラウザではブックマークすることでホームページへのアクセスを短縮できますが、PWAはホーム画面にアイコンを追加することができ、ブックマークするより容易にアクセス可能になります。また、プッシュ通知の機能もあるためユーザーとの接触回数を増やすことが出来るようになります。

ネイティブアプリとの違い

インストール不要
ネイティブアプリとは違いGoogle StoreやApp Storeなどのアプリストアからインストールの必要がないため気軽に使うことが出来ます。
開発コストの低下、自由度の向上
PWAはWEBサイトの技術を基にしておりクロスプラットフォームのため、デバイスごとに開発する必要がありません。また、アプリストアの審査なども不要のため開発後スムーズに公開が可能です。

まとめ

様々なメリットのあるPWAは実装すればインターフェースの改善だけでなく、導入することで他社との差別化を図ることもできるようになるかもしれません。サイト運用・開発の一環として導入を検討されてはいかがでしょうか。

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