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2020.09.25Webマーケティング

SEO対策ではユーザーエクスペリエンス性がより重要に

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SEO対策において表示速度などユーザーエクスペリエンス性が重要になってきています。
今回は、Core Web Vitalsの改善方法も箇条書きにまとめて簡単にご紹介しています。

Core Web Vitalsの概要:サイトの健全性を示す重要指標の導入

2020 年 5 月に、 Google は 最新のUX重要指標 Core Web Vitals(コアウェブバイタル=ウェブに関する主な指標 )」の3つ「 LCP 」「 FID 」「 CLS 」 を Googleのランキング要因 (検索順位)に組み込むことも発表しています。

■ Web Vitals の概要 : サイトの健全性を示す重要指標 2020年5月11日月曜日
https://developers
jp.googleblog.com/2020/05/web vitals.html

上記の重要3指標のうちの一つであるCLS とは、ユーザーが意図せぬレイアウトのずれのことですが、
ユーザーが意図せぬレイアウトの ズレ がどれぐらい発生したかを、独自の「レイアウトシフトスコア」で表します。
数値はスコア(単位なし)で表し、値が小さいほどUX が良いです。
これがランキング要因検索順位に影響を与えるようになると発表がありました。

■用語説明
UX :ユーザーエクスペリエンス (User experience )とは、
「ユーザーが、ひとつの製品・サービスを通じて得られる体験」を意味しています。
このユーザーの体験を改善することで、利用者にとって製品・サービスを向上させることを目的としています。

Core web vitals(コアウェブバイタル)

ページ エクスペリエンスの Google 検索結果への影響について
ページ エクスペリエンスとは、
ユーザーがウェブページで操作を行った際の情報そのものの価値以外に関する
エクスペリエンスの尺度となるシグナルのセットです。
これには、ウェブに関する主な指標(ページの読み込みパフォーマンス、
インタラクティブ性、視覚的安定性に関する実際のユーザー エクスペリエンスを測定する指標のセット)
が含まれます。
また、モバイル フレンドリー、セーフ ブラウジング、HTTPS、
煩わしいインタースティシャルに関するガイドラインといった
既存の検索シグナルも、これに含まれます。
https://developers.google.com/search/docs/guides/page-experience?hl=ja

SEO対策は、ユーザーエクスペリエンス性がより重要になることを示したものです。

つまり、ランキング要因になると考えていいでしょう。

Core web vitals(コアウェブバイタル)は、Googleが定めたウェブページUXの重要指標です。

CoreWebVitalsを数値化したものがLCP、FID、CLSです。

ユーザー体験をよくする必須の指標

CoreWebVitalsとはユーザー体験をよくしていくのに必須の指標としています。

具体的には次の3点が重要なポイントになります。
➀ ページの表示速度
➁ ユーザー操作への反応性
➂ 視覚要素の安定性

➀ ページ表示速度
Largest Contentful Paint(LCP)によって評価されます。
LCPとは、読込時間のことであり、ページ表示速度を計測・評価します。

➁ ユーザー操作への反応性
First Input Delay(以下、FID)によって評価されます。
FIDは、ユーザーの応答性(インタラクティブ性)を測る指標です。
ユーザーが最初にタップ、クリック、スクロール、テキスト入力など何らかのアクションを行った際の
反応速度が速いWEBサイトが優良であると評価されます。
反応速度の数値、FIDスコアは0.01秒未満であることが理想となっています。

➂ 視覚要素の安定
視覚要素の安定は、Cumulative Layout Shift(以下、CLS)によって評価されます。
CLSとはページをスクロールしていた際に、クリックしたら別のところをクリックしていて
反応しなかったり等ページレイアウトの意図せぬずれや崩れをスコア化したものです。
優れたユーザー体験を提供するにはCLSスコアが0.1未満になることが重要です。

Core web Viltasに対応する為の2つの支援ツール

・Google Search Console
・Google PageSpeed Insights
Search ConsoleはLCP/FID/CLSの3指標に関して、「良好」「改善が必要」「不良」の3段階で判定するレポート機能があります
これらのレポートでは、「良好」「改善が必要」「不良」の3段階で判定されるので、「不良」と判定されたものは
具体的な対策を講じる必要があります。

PageSpeed Insightsはページの読み込み速度を解析し、対策を提案してくれていますので
その最適化の方法を参考にするといいでしょう。

Google Search Console、Google PageSpeed Insights、GoogleChromeの開発者モードを用いて
原因を特定し、AMP化、UX/UIデザインの修正、画像ファイル圧縮・削除、cssやjsの記述整理、
プラグインの修正・削除等の改善に取り組むことが必要となるでしょう。

Core Web VitalsのCLSを最適化するヒント

・AMPにする方法

Googleの運営サイト

・CLSの改善方法について

Googleの運営サイトoptimize-cls

Core Web VitalsのLCPを最適化するヒント
・画像の最適化、JavaScriptとCSSの削減、TTFBの改善等
・LCP

Googleの運営サイトoptimize-lcp/

Core Web VitalsのFIDを最適化するヒント

Googleの運営サイト
Googleの運営サイトoptimize-fid

★具体的な改善方法の参考(一例)

・コアウェブバイタル
https://web.dev/vitals/#core-web-vitals

・モバイルフレンドリー
https://webmasters.googleblog.com/2015/02/finding-more-mobile-friendly-search.html

・セーフブラウジング
https://webmasters.googleblog.com/2016/09/more-safe-browsing-help-for-webmasters.html

・HTTPS(SSL設定)
https://webmasters.googleblog.com/2016/11/heres-to-more-https-on-web.html

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