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2021.10.11Webマーケティング

顧客の視点で考える「マーケティングの4P分析」

mew
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マーケティングの基礎知識としてよく用いられる「4P」。4Pとは、自社の強み・弱みを把握した上で何ができるのか、市場にチャンスを見出し、ターゲットとなる顧客を絞り込み、競合よりも魅力的な製品・サービスを作り上げる。その後、顧客にどうやって届けるかを考えるのが「4P」のフェーズです。今回は、Product(製品)・Price(価格)・Place(流通)・Promotion(プロモーション)それぞれのポイントを分かりやすく解説します。

Product:製品

ターゲットに対して、どんな商品・サービスを売るのかを考えます。品質・デザイン・ブランド名・パッケージ・サービスはもちろんのこと、アフターサービスや保証、商品の取り付けやメンテナンスなど、商品に付随する機能も「Product」に含まれます。顧客に選ばれるためにどう差別化していくかのコンセプトづくりが重要です。

Price:価格

ターゲットにいくらで届けるのか、市場で販売する上での価格です。製品価値との整合性、競合他社の価格設定、利益を得られるかどうかなどをよく見極めながら設定する必要があります。

Place:流通

製品を市場に流通させるために、ターゲットにどのような経路や手段で届けるかを考えます。店舗・卸・通販・インターネットなど、顧客に効率よく届けるために最適な流通を検討します。

Promotion:プロモーション

ターゲットに価値や魅力を伝え、認知から購買へつなげます。広告、広報、ホームページ、SNS、メルマガ、キャンペーンなどで、顧客の認知度や興味関心の段階に合わせてメッセージを伝え、コミュニケーションを行います。また、顧客が購入するまでの「購買体験」も大事ですが、購入した後の「使用体験」も忘れてはいけません。買ってもらった後の価値を提供し続けることで根強いファンを生み、顧客自身がマーケターとなり商品やサービスの良さを広げてくれ、新規顧客獲得にもつながります。

まとめ:大事なのは「顧客の視点」に立って考えること

マーケティングにおいて大事なのは「顧客視点」です。ターゲットとなる顧客像を具体的に捉え、その顧客にとって重要な価値は何か?明快で分かりやすいメッセージとなっているか?既存製品や企業ブランドとの整合性は取れているか?など、自社製品の4Pを今一度見直してみましょう。自社の製品・サービスで実現できることを顧客の価値に置き換えて伝えることが大切です。

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