コラム

こんにちは。しまこです。
まだまだ新型コロナウイルスが収束する兆しがなく、リモートワークを推進している企業も多いでしょう。
また、ワーク・ライフ・バランスを重視する風潮から、働き方改革に取り組む会社が増えてきており、経営方針としてリモートアクセスの導入を検討している企業が増えてきています。
とは言うものの、リモートアクセスがどういうものか今ひとつよく分からない、という人もいるかもしれません。
今回は、遠隔操作で社内のPCを操作できるおすすめのリモートアクセスについて説明していきます。

リモートアクセスとは?

リモートアクセスは、自宅や外出先などの遠隔先から社内システムに接続することを指します。
VPN・リモートデスクトップなどは、仕組みは違いますがリモートアクセスを実現するための方法の一種です。

リモートアクセスとリモートデスクトップの違い

リモートアクセスと似た言葉としてリモートデスクトップが存在します。
リモートデスクトップはリモートアクセスの手段の1つであり、リモートアクセスはネットワークを介して遠隔操作でデバイスと社内のホストパソコンを繋ぐことを意味します。
リモートデスクトップは遠隔先のデバイスからホストパソコンを操作することを指します。
ホストパソコンのデスクトップ画面情報を遠隔先にあるパソコンやタブレットに転送する仕組みになっています。

リモートアクセスサービス導入のメリット

様々な理由で社員が会社に出社できない場合でも、社員が自宅にいながらでも仕事をすることが可能です。
また、リモートアクセス導入によって社員に自由な働き方を提案する事ができ、
柔軟な働き方が可能になることは、それぞれの社員のワーク・ライフ・バランスの向上につながります。

おすすめのリモートデスクトップアプリ

TeamViewer

ドイツのTeamViewer社が提供しているリモートデスクトップ製品です。
日本においても知名度の高いリモートデスクトップ製品の一つであり、
商用の場合は月5000円から利用できます。

Splashtop

Splashtopはアメリカで高い評価を受けている製品です。
シンプルで使いやすいのが特徴のリモートデスクトップアプリです。
高度な暗号化通信、2段階認証に加え、デバイス認証機能を備えており、セキュリティも万全のアプリです。

RealVNC

1999年にVNCというリモートデスクトップ製品が開発された後に正当な後継として開発されたのがRealVNCです。
日本語に対応していないのが難点ですが、個人の非営利目的の利用であれば無償で利用することができます。
また、商用の場合でも月3.39ドルから利用することが可能です。
比較的コストを抑え、リモートアクセス環境を実現できます。

Chromeリモートデスクトップ

Googleが開発しているリモートデスクトップアプリです。
Googleアカウントとブラウザ(Google Chrome)だけでリモートアクセス環境を無料で実現することができます。
コストがかからないため、候補として検討することをおすすめします。

Microsoft リモートデスクトップ

Windows10 pro/Enterpriseに標準で搭載されているリモートアクセス機能です。
無料で利用できます。
組織でWindows10 pro以上の環境を利用しているのであれば、是非検討するべきです。

まとめ

各サービス会社が提供しているサービスをしっかり比較することがスムーズなリモートワーク導入のための大きな決め手となります。
有料のほうが必ずしも良いというわけではありません。
その機能が組織のニーズとコストに見合っているかを考えた上で、導入を検討することをおすすめいたします。